チェンジ用アウターケーブルの交換

 何年か前になりますが、アウターケーブルが劣化するとチェンジミスが起こる事を知りました。結論を言うと、使っているうちにアウターケーブルが柔らかくなりシフターのチェンジ幅がディレーラーに伝わらなくなります。
 シフターはデジタルでチェンジ幅を作成していますがディレーラーはアナログ幅でシフト量をコントロールしています。アウターケーブル内でデジタルシフト量の目減りが無ければ的確にチェンジ幅は伝わりますが必ずアナログでの稼働量(多いか少ないか)は減る方向で作用しますので、シフターの変化量とディレーラーの変化量に差が出てしまいます。各ギアーに対する変化量は一定ではないようです。
 アウターケーブルが柔らかくなったかなと感じたならば、スプロケットギアー1枚幅分のディレーラーの移動量確保が難しくなりますので早めに交換した方が良いでしょう。