アンタエウス
<材産み用>
褐色腐朽菌によって良く分解したマットと細目の新しいシイタケ粉砕木を同量ずつ混ぜる。
更に空気の含有量を増やすために粗目の粉砕木を20%位混ぜると良い。
水分は少な目にする。(堅く握ってすぐ崩れる。)
プラケース等にセットして10日位経ってから使用する。
*:シイタケ粉砕木は、ざる等に入れて水で良く洗う事。
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準備中 |
細目分解マット |
シイタケ木粗目 |
写真3 配合が分かるよう |
<マット産み用>
細目分解マットに良く乾燥した細目の乾燥菌床を少し混ぜて使用する。
プラ容器に詰める時に下半分を堅くする。
産卵後、マットの状態を考慮しながら2齢中期までそのまま育てても良い。
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三層に固さを調製 |
*嫌な臭いがしないことを確認する。
*色に注意して下さい。
*腐朽の浅い物には産卵しません。
*腐朽の度合いが産卵数に影響します。
*長い間、固めたマットに潜り込まない時はやり直して下さい。
水分と空気の量
菌糸ビン同様に産卵マットに含まれる空気の量も無視できません。堅く締まったマットは含んでいる空気の量が少ないのでバクテリアの繁殖が鈍り、場合に因っては腐敗して嫌がる時が有るので良くかき混ぜて下さい。
あまり水分が多いとバクテリアも窒息して繁殖が出来ないので、”フワッと”した感じが良いでしょう。腐朽の速さと状態にとても影響しますので注意して下さい。
*:マットを圧縮して堅目で使用する場合は水分を少な目に、水分を多くして使用したい場合は軟らかい状態で使用して下さい。産卵数に影響すると思われます。
*:ケースに固めた状態で長時間置くと腐敗が始まる場合が有るので注意して下さい。
*:ただし、産卵用に堅く固めたマットは、メスが潜り込んで坑道を掘る時に空気が入るのでそのままでOKです。
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