バクテリア等の動物性タンパク質の利用
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その7

 菌糸のタンパク質とバクテリア等の動物性タンパク質では、それらを同化吸収して体を生成した時に外骨格の膨らみ具合が違う様に思われます。
 つまり、前蛹から蛹になる時に体をポンプの様に動かして風船の様に膨らむのですが、その膨らみ方が動物性タンパク質の方が良く伸びて膨らむので、幼虫の重さが同じなのに成虫の大きさに差が生じると考えられます。従って、体内に動物性タンパク質から同化吸収したものを多く備蓄した幼虫が小さい割に大きくなれる様な気がします。
 当然、体内に取り込まれたおが粉の量と水分を考慮して評価を調整しなければならないので、飼育結果を頼りに幼虫の重さと成虫の大きさを比較する必要が生じます。

 一般に、この様な現象を”縮みが多い”、”縮みが少ない”と言うのではないでしょうか。

                   皆さんはどう思いますか?