自覚と能力

思考の要素には能力と自覚がある。
能力とは吸収した知識を保存できる潜在的な構造である。
自覚とは能力が環境に影響されて組み合わされた後天的な思考回路である。

能力はただ存在するだけである。
自覚が無ければ能力を発揮することはできない。
能力は自覚を必要とする。
自覚は能力によって作られる。
自覚が能力を表現する。
しかし、自覚は能力に勝ることはできない。
勝るとすれば能力を意識することだけである。