11.ブーツ内のつま先の上下について

 私は、スキー靴の内部で踵を支点にして図の様につま先が上下する感覚でスキー板を操作しています。なぜならば、板に対する前後の体重移動が少なくて済み、その斜面に適合した前後の重心位置姿勢が連続して維持できるからです。
 例えば、踵加重でターンを行うと一瞬ではありますが板のスピードに負けて後型になるので体を前に戻す動作を必要とします。一回ならそれで良いと思うのですが毎回となると可成りの労力を必要とします。疲れますよね!
 要約すれば、板の前半分を抱え込み、踵を中心にスキー板前部が浮き上がる感覚で操作することになりますので、進むべき方向の設定が容易になり、斜面・スピードに最適な体の前後位置が常に維持され、スピードに対する遅れが無くなります。更に、つま先を上げる瞬間にストックを補助として使用すれば足への負担が軽減され左右の返しが速くなります。
 年を取ったので楽して滑っています。(笑...)

新雪、深雪、コブ、アイスバーン等に対して良いことだらけだと思うのですが?如何でしょうか?
多分、スノボーでも同じだと思えるのですが??








2018/01/29  随時更新します。