5.堅いゲレンデ

雨が降った後に急に温度が下がり、表面が凍ってざらざらになった状態です。
むやみにエッジをかけないでスキー板と一緒に横滑りを多用して、ずらす感覚で斜面を落ちて下さい。
早めにエッジをかけるためには、足先でスキー板を押さえるのではなく、ターンの誘導が終わった時点で、足の指を曲げて、靴から前のエッジは足の指を使って、押さえ込んで下さい。
雪面が堅くなれば成る程、スキー板を足の裏全体で押しつけるのではなく、イメージとしては、足の指を意識して下に曲げて、土踏まずを浮かし、指先と踵でスキー板に加重した方がターン終了直後のスピードコントロールに遅れることなく素速いタイミングでエッジの操作を行えます。
特にスキー靴より前方のエッジの有効利用に効果が有り、エッジ切り替え瞬間時の加速が無くなる様に感じるはずです。
従って、スキー靴内部での足指と踵の押さえ込みは、全ての加重方法より勝っていると思われるのですが如何なものでしょうか??

続く

2017/1/25 更新